[活動報告] 第2期・2日目「生きるスキル」

募金 イマジーン
現在の募金額:12,105,209
  イマジーンTOPへ
こんにちは、ゲストさん
[ ログイン ]
一般社団法人アカデミーキャンプ
 

    [活動報告] 第2期・2日目「生きるスキル」


    アカキャンでは、毎朝7時くらいに「朝の集い」を開き、連絡事項を共有したり、キャンプソングを歌ったりします。でも、2日目の朝、この期の初めての朝の集いはひと味違いました。

    テント村役場の脇を通って坂道を上り、朝の集いが開かれる広場に来てみると、そこには熱気球が!佐賀熱気球パイロット協会のみなさんのご提供により、気球に乗って空に浮くという、いきなりの展開です。みんなが来たときには、しぼんで、横たわっていた気球も、バーナーに点火して空気を暖めていくと、みるみるうちに膨らんでいきました。協会の方から、気球に乗るときの注意事項を聞いて、数人ずつ、みんなで気球体験をしました。


    気球に乗って


    広場のはしっこに、気球についてのパネル展示が設けられていましたが、そこには、佐賀出身のイラストレーターであり詩人の 326 さんによる、こんな言葉が添えられていました。

    「あきらめなかった人だけが いつか 空を飛べる」


    326


    気球遊びを満喫したこどもたちは先に朝食の会場へ。大人たちはその間に気球を撤収です!片づけるまでが気球遊びです。

    朝食を終えて、午前のプログラムは、慶應義塾大学「地球環境スキャニングプロジェクト」による「放射線を測っちゃおう!」です。ガイガーカウンターを持って、キャンプ地である野外活動センターを散策し、放射線を測定しました。

    実は、キャンプ地としてこの会場を選ぶとき、アカキャンの実行委員会の間では、議論がありました。文科省による航空機モニタリングの結果で、東電福島第一原発事故により大気中に放出された放射性物質が、遠く秩父まで届いていたことが分かっていたからです。6月に下見に来て、実際に測定してみると、まだらに、付近よりも少しだけ放射線レベルの高い場所が散在していることがわかりました。実行委員会での結論としては、こどもたち自身が身の回りの放射線を測定して、自分で確かめる機会にしよう、ということになり、保護者のみなさまにもご説明をした上で、放射線測定ワークショップを実施することになったというのが経緯です。

    各班に、地球環境スキャニングプロジェクトと共同して活動を続けている SAFECAST の提供で、2台のガイガーカウンタ CRM 100 が貸し出されました。測定するときは、条件を揃えて測らなければ、測定された値を比べることができませんが、糸に五円玉を結びつけた簡易な道具を使って、地上50cm で測ることに統一しました。そして、2回測った平均値をスケッチブックに書き、GPS 機能付きデジカメで撮影することにしました。これで、写真に放射線の値と日付・時刻、そして位置情報が記録されます。それをあとで集めてマップにするのです。



    女子は、まず自分たちのテントの周りを測ってみました。心配された高いレベルではありませんでした。広い敷地内をめぐって測定を続けます。石碑のそばで、高い値が出たことがありましたが、少し離れたところでは小さな値が出ています。きっと石碑の中に天然の放射性物質があるということが推察できました。この測定ワークショップは、こどもたちにとっては、初めて野外活動センターの敷地内を自由に歩き回る機会でもありました。

    みんなが測定したデータを集めて放射線マップを作ってみると、少なくとも、みんながいつもいるような場所では、放射線のレベルは懸念されていたより低いことがわかりました。


    放射線マップ


    お昼のあとは、午後の時間を全部つかった野外調理です。火のおこし方や保ち方を学びました。火を使うのは、気をつけなければならないけど、楽しく、ワイルドな野外調理はむしろ男の子に人気でした。調理場の片隅では、ギターを弾き語るリーダーの姿もあり、キャンプの気分が盛り上がりました。大人班も容赦なく大人の力を見せつけながら調理を進めます。

    火を保つ


    カレーができ、味見を求めるこどもたちの目は「ね、美味しくできたでしょ?」と輝いています。おいしさで班対抗のコンテストが開かれ、「責任者」の審査で優勝班が決まりましたが、どの班のカレーも美味しかったです!


    食卓(1)
    食卓(2)
    食卓(3)


    さあ、食事が終わったら、片づけるまでが野外調理です。道具がピカピカになるまで綺麗に洗います。綺麗に洗えてなかったら、連帯責任で班全体がやり直し。プログラムディレクターと「責任者」の OK が出るまで、テントに帰れません。

    調理と片づけを通して、いっしょにやり遂げることの楽しさと責任を経験した班の仲間たちの距離は、この日、グッと縮まりました。



    募金 イマジーンイマジーンTOPへ

    現在の募金額:12,105,209
      イマジーンTOPへ
    こんにちは、ゲストさん
    [ ログイン ]